ヘリコプターマネー（2007年生、母マルサンフラワー）

ヘリコプターマネー（2007年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「経済学用語でお金をばら撒くこと」。毛色は栗毛。種牡馬のシーロ（当時10歳）と交配したマルサンフラワーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月10日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

7月25日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十二戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、中9週で迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。