エイシンマカロン（2012年生、母サンデーブレーヴ）

エイシンマカロン（2012年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランスを代表する洋菓子」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時12歳）と交配したサンデーブレーヴが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、地方13戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C1(牝)。

経歴

デビュー前

橋本忠明厩舎（西脇）へ入厩。

4歳（2016年）

2月2日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスペシャルヴォーグに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るチャッチャパッパを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月22日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったウォーターティアナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アムスメロン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒマラヤテンカを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月23日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーレインボーを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を奪取した。

7月14日、中2週で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったイクシアに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したマサタケゴールドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月15日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるシルヴィーボーテを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5歳（2017年）

1月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。