ハードサインカラー（1995年生、母エスカイヤガール）

ハードサインカラー（1995年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスラヴィック（当時8歳）と交配したエスカイヤガールが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋清。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦3勝2着1回。1998年のクラウンカップ(ハンデ地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松島久義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1997年）

10月20日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳戦の13組ロ（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤブリッジに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中4週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタゴウルトラからハナ差の2着に惜敗した。

3歳（1998年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハナクィーンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

4月3日、中5週で迎えた4戦目は、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモンスターに1馬身の差をつけて優勝

12月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

5歳（2000年）

4月16日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた7戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた8戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、スプリングカップ（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は小田部雪騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞スプリント（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた11戦目は、地方重賞の中津記念（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は小田部雪騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた12戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小田部雪騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小田部雪騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、秋山剛騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた16戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は小田部雪騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2001年）

1月8日、中3週で迎えた17戦目は、西日本スポーツ杯（中津ダート1760m 晴/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた18戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。