マグマシュール（1985年生、母マルスカイ）

マグマシュール（1985年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のエルソプラノ（当時5歳）と交配したマルスカイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野木山博。戦績は、中央平地8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系4歳以上300万下。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月5日、デビュー戦は桜井誠二騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井誠二騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセッテメダリオンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月27日、連闘で迎えた3戦目は、溝橋秀吉騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のリアルオージャを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4月2日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上300万下（阪神ダート1800m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカガノトウザイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月1日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上700万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は桜井誠二騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上700万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桜井誠二騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート2000m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。