ウェーブランチャン（2012年生、母ブルーレイ）

ウェーブランチャン（2012年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より＋呼称」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時12歳）と交配したブルーレイが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月10日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

3歳（2015年）

1月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

2月14日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

6月21日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

9月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドファーレンにアタマ差届かず2着に惜敗した。

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（7戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。