ショウナンダダン（2021年生、母ショウナンガーデン）

ショウナンダダン（2021年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より。音の響きをイメージして」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンバッハ（当時10歳）と交配したショウナンガーデンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村牧場。主な勝ち鞍は2025年の千両賞(一般C2 23)。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月7日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村誠之助騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

6月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村誠之助騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

8月25日、中6週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、6着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた8戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月3日、中8週で迎えた9戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4歳（2025年）

1月4日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、千両賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオメガサミットに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた11戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラストバローズにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、亜咲花さん来場記念（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったテイエムスマックに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、グランディスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、レッドレジェーラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月5日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングプリンスを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、みどりの日賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のショウヘイヒメに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったフィルモアテソーロに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、シャクヤク賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラヴァーズアイを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-5（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた22戦目は、里帰りJC第2戦ホームタウンカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウイニングザソウルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月9日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた24戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた25戦目は、コスモスの日賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（2戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた26戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。