マルサンチャンス（2007年生、母エクスカベーション）

マルサンチャンス（2007年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋好機」。毛色は栗毛。種牡馬のニホンピロニール（当時10歳）と交配したエクスカベーションが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）塚尾牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月14日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた2戦目は、R.マラージ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3歳（2010年）

3月27日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月15日、中6週で迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のばら祭シリーズレディローズ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドモンガーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のルビーウィンクをクビ差制して制した。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ三戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十一戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。