ダンツスウィフト（2009年生、母アンティーケリー）

ダンツスウィフト（2009年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋俊足、足が速い」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時8歳）と交配したアンティーケリーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパンから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって735万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

2月18日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 雪/稍重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月20日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた10戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、JAとみかわルシナ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。