マリノフロンティア（2016年生、母ユキノマーガレット）

マリノフロンティア（2016年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋最先端」。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時14歳）と交配したユキノマーガレットが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C3四五。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

4月7日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月16日、中9週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着を確保した。

6月30日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

2019年7月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月25日、中3週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったプロミストスマイルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ミラキュラスパワーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月13日、中5週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の初冬特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4歳（2020年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4月7日、中2週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた14戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月31日、中9週で迎えた15戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2八 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月20日、中0週で迎えた18戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5歳（2021年）

1月19日、中2週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた22戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3三四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したタカラシップを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4月15日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のラバテラフルーヴに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月22日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた31戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、騎手候補生大大大募集賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月25日、中6週で迎えた32戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

6歳（2022年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた35戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた38戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた39戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。