デルマオニキス（2017年生、母デルマトモエゴゼン）

デルマオニキス（2017年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+天然石の一種」。毛色は芦毛。種牡馬のオンファイア（当時14歳）と交配したデルマトモエゴゼンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2020年の舞浜特別(2勝クラス)。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月28日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るクレパトを次元の違う末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2020年）

1月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウナンマリオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々の一戦を制した。

7月12日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上2勝クラスの天の川賞（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

10月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山和生騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず最後はアルーフクライと並んで5着同着となった。

12月6日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの舞浜特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山和生騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた15頭をごぼう抜きし、最後は2着のフワトロに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上3勝クラスの仲冬ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山和生騎手（6戦3勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

4歳（2021年）

3月20日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上3勝クラスの韓国馬事会杯（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山和生騎手（7戦3勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスの梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で横山和生騎手（8戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

7月25日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのUHB杯（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で横山和生騎手（9戦3勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

9月26日、中8週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの内房ステークス（中山ダート1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で横山和生騎手（10戦3勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月5日、中9週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で横山和生騎手（11戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上3勝クラスの北総ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で横山和生騎手（12戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

5歳（2022年）

1月15日、中3週で迎えた14戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

3月21日、中8週で迎えた15戦目は、4歳以上3勝クラスの韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山和生騎手（13戦3勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた16戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの下総ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月25日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの内房ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上3勝クラスの赤富士ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月11日、中6週で迎えた19戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの竹田城ステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6歳（2023年）

2月18日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上3勝クラスの金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。