サラマックイーン（2020年生、母アグネスダリム）

サラマックイーン（2020年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+最大より+女王」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時17歳）と交配したアグネスダリムが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、宮崎俊也によって2,420万円で落札された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月5日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月21日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るブーバーを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月20日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。