マルタカタイセイ（2003年生、母タインタイセイ）

マルタカタイセイ（2003年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のハンセル（当時15歳）と交配したタインタイセイが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大成牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦1勝2着3回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大成牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

4月2日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg戻して迎えた3戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般F5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるマルタカガンダムを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月22日、連闘で迎えた5戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般Fロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るライナーノーツを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

7月30日、連闘で迎えた6戦目は、堅田雅仁騎手を鞍上に迎えて、風鈴特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

8月26日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた8戦目は、スタージョッキーシリーズ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般F4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグランシャリオを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた11戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般Fイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、べふ峡特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、安居渓谷特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般F3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤマを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた16戦目は、もみの木特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

4歳（2007年）

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般F2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2月18日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般F2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般F2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

4月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（7戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般E5（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般E6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた27戦目は、誘導馬シルバー特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は森井美香騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた28戦目は、シシトウは日本一特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮川浩一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。