ナバホトウショウ（2013年生、母マイルズトウショウ）

ナバホトウショウ（2013年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「部族名より＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のサムライハート（当時11歳）と交配したマイルズトウショウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月23日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

2月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

4月17日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

7月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月4日、中5週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月11日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、3歳B10（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた8戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったオルティンドを3/4馬身捉え切れず2着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールデンビューチに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月9日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエアエマイユに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、マイネルドラグーンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田知弘久騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた17戦目は、冬木立特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田知弘久騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田知弘久騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4歳（2017年）

1月25日、中3週で迎えた19戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。