マルカイグアス（2021年生、母ノルウェーノモリ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤沢牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、日下部猛によって792万円で落札された。

2歳（2023年）

8月30日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は507kg。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリムロゼを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月12日、中5週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のネクストスター園田（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月15日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったクラウドノイズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中6週で迎えた4戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミスターダーリンを3/4馬身振り切って優勝

3歳（2024年）

2月15日、中6週で迎えた5戦目は、3歳オープンのスプリングカップ（名古屋ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったスティールアクターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の西日本クラシック（園田ダート1870m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のオオエライジンメモリアル（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったウインディーパレスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウェラーマンに8馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、3歳戦の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリムロゼに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。