メイショウオグマ（2019年生、母メイショウワゴコロ）

メイショウオグマ（2019年4月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+ケルト神話の戦いの神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したメイショウワゴコロが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。主な勝ち鞍は2022年のメイクデビュー阪神(新馬)。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月19日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のローラスノビリスに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月19日、中3週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4歳（2023年）

8月20日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月24日、中4週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5歳（2024年）

5月11日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2025年）

5月3日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月16日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。