サントノーレル（1996年生、母サクラテンセイ）

Saint Honore Rue

1996.05.05

サントノーレル（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナスルエルアラブ（当時11歳）と交配したサクラテンセイが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山際 好治。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、近嶋勇によって315万円で落札された。

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

10月18日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/不良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアイランドオオジャをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月29日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3歳（1999年）

3月27日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のサイネリア賞（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。