フジマサロイヤル（2011年生、母ニューアイデア）

フジマサロイヤル（2011年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王」。毛色は青鹿毛。種牡馬のコマンズ（当時15歳）と交配したニューアイデアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、地方24戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、藤原正一によって525万円で落札された。

杉山康史厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

10月18日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の赤羽特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

12月30日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のバルドルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2014年）

1月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた8戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

4月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

7月31日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月18日、中2週で迎えた14戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすすき特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

10月22日、中2週で迎えた16戦目は、千鳥ヶ淵賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた19戦目は、ホワイトクリスマス賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4歳（2015年）

1月20日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林拓未騎手（7戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林拓未騎手（8戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4月7日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林拓未騎手（9戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小林拓未騎手（10戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。