タイガースアイ（1989年生、母ニツトウヤマト）

タイガースアイ（1989年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時9歳）と交配したニツトウヤマトが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日東牧場。戦績は、中央平地23戦1勝2着2回、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1991年）

9月10日、デビュー戦は佐々木一夫騎手を鞍上に据えて、3歳（札幌(地)ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のベルフラワーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のファストジュネスに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（函館(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイジョウジをクビ差制して負け無しの3連勝を決めた。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（3戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1992年）

1月26日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエアブリッズを半馬身振り切って雨中の一戦を制した。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた11戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

11月8日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったキクカタイトルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったベストフラッシュにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月6日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月9日、中6週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の湘南特別（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

12月26日、約6か月半の休養明けで迎えた22戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

5歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

2月18日、中5週で迎えた24戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた25戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（10戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（11戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。