サムライワンダー（2011年生、母アロマジュエリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中静一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって735万円で落札された。

黒木豊厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2013年）

9月8日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は489kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカイジンゴールドに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のサファイア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のやましろ湯の曲輪浪漫特別2-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、フリオグレイスーに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

12月1日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦のラピスラズリ賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバクダンに6馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

12月26日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアキレウスに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（2014年）

3月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の能登・雪割草まつり特別3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のアキレウスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の恋路海岸特別3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のディアブレイズンをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

4月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の大幡郷社祭特別3（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月25日、約8か月の休養明けで迎えた11戦目は、和倉温泉冬花火特別（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で平瀬城久騎手（10戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。