マスミスルーザ（1989年生、母テスコセンプー）

マスミスルーザ（1989年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスルーザドラゴン（当時7歳）と交配したテスコセンプーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方18戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の一般B。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月11日、デビュー戦は猿橋重利騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

2月29日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で猿橋重利騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた11戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月22日、中5週で迎えた12戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルグリーンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月20日、連闘で迎えた14戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツオグリに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月15日、中3週で迎えた15戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホウサンサベイヤーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月6日、中2週で迎えた16戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のライジンタローに2馬身の差をつけて優勝

10月11日、中2週で迎えた18戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた19戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノコトブキに半馬身の差をつけて5勝目をマークした。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のトパーズカップ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンコマンドから4馬身差の2着となった。

4歳（1993年）

4月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた23戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（9戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムトウショウをアタマ差制して休養明け初戦を物にした。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノハイラップに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったパッシングテイオウからアタマ差の2着に甘んじた。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワハイドンから2馬身差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般B（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバロマンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。