カミカクシ（2008年生、母シマノパライバ）

カミカクシ（2008年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「神隠し」。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したシマノパライバが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）仲野牧場。戦績は、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3十一十二。

経歴

デビュー前

2歳のとき、仲野牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、兼松利男によって525万円で落札された。

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2011年）

11月29日、デビュー戦はA.ムンロ騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したパワーオブフローにクビ差届かず2着に惜敗した。

4歳（2012年）

4月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十十一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたグラッパ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月25日、中6週で迎えた5戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスルスミポイントに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。