アドマイヤクリス（2002年生、母ドラゴンティーナ）

アドマイヤクリス（2002年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男子名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時6歳）と交配したドラゴンティーナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

8月14日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

3歳（2005年）

3月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテツワンに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンバルフォーに約13馬身の大差をつけて制した。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。