スターオブアーサー（2020年生、母クインズラッシュ）

スターオブアーサー（2020年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+アーサー王より」。毛色は芦毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したクインズラッシュが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田牧場。主な勝ち鞍は2022年の（ロ）。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって616万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、光安了によって308万円で落札された。

池田忠好厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2022年）

8月6日、デビュー戦は飛田愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦の（ロ）（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のシゲルスコーピオンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月23日、中4週で迎えた4戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた5戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

2022年12月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月29日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の楽天競馬賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

3歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた7戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったナックリーガルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の301.5万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。