エーシンダボーブイ（2005年生、母エイシンビーナス）

エーシンダボーブイ（2005年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋２つ＋母馬名の頭文字」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したエイシンビーナスが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、中央障害5戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月29日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

9月29日、中8週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた4戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシノノイジーに半馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2008年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のケイアイマクラレンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月2日、中4週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

6月14日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の若戸特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4歳（2009年）

1月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

2月7日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた15戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の背振山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4月11日、中6週で迎えた16戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月15日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた18戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。