マルハチエフィス（2001年生、母アルベレ）

マルハチエフィス（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋トルコ遺跡名」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時10歳）と交配したアルベレが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C24。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月23日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4歳（2005年）

2月9日、約12か月半の休み明けで迎えた5戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた6戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーモモに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた8戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた9戦目は、一般C5-9（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた10戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ゴールド（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた11戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5-9（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた12戦目は、一般C5-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。