ダイヤッコ（1987年生、母アズマローマン）

ダイヤッコ（1987年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアズマハンター（当時8歳）と交配したアズマローマンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦6勝2着4回。1991年のトゥインクルレディ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1990年）

8月13日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカナミに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセブンエンジェルに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトレンデイボーイに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミシユガーからハナ差の2着に甘んじた。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリトルペガサスに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（1991年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、寿特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイナリライコウから半馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中4週で迎えた8戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早田秀治騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシヤボーイからアタマ差の2着に甘んじた。

3月18日、中5週で迎えた9戦目は、港区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早田秀治騎手（8戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中6週で迎えた10戦目は、茶摘特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で早田秀治騎手（9戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた11戦目は、初夏特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で早田秀治騎手（10戦4勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた12戦目は、一般B2 B3（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で早田秀治騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノパーソナに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

7月25日、中4週で迎えた13戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早田秀治騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で早田秀治騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカズサウイングに1馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

8月26日、中1週で迎えた15戦目は、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で早田秀治騎手（14戦6勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリカツオーヒから1馬身半差の2着となった。

11月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。

12月15日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

5歳（1992年）

5月10日、約5か月の休み明けで迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。