ヒロノジョー（2003年生、母シルクチュデスタ）

ヒロノジョー（2003年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主名より＋嬢」。毛色は芦毛。種牡馬のパークリージエント（当時22歳）と交配したシルクチュデスタが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小林嘉弘。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦2勝。2005年のプリンセス賞(牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小林嘉弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

矢ケ部徹厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2005年）

9月21日、デビュー戦は吉留孝司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は511kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブシーズンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノシャダイに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2006年）

1月22日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月11日、中3週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた6戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に敗れた。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた9戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月20日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた10戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた11戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。