オンワードアチーブ（1983年生、母オンワードギャル）

オンワードアチーブ（1983年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時11歳）と交配したオンワードギャルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

秋山史郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月2日、デビュー戦は牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。鞍上は天間昭一騎手。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったテツノコトブキに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月16日、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月8日、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエンシューアイドルに2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

3月29日、牝馬限定の4歳400万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

5月3日、4歳400万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月24日、4歳400万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

6月21日、牝馬限定の4歳400万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

7月5日、4歳400万下（福島芝1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月25日、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。