アラワシジョー（1985年生、母コユキジヨー）

Arawashi Jo

1985.04.10

アラワシジョー（1985年4月10日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時14歳）と交配したコユキジヨーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中地 康弘。戦績は、中央平地6戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の山桜賞(400万下)。

経歴

デビュー前

西塚十勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

6月20日、デビュー戦は菅原隆明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパブリックグローリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1988年）

1月31日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下の寒梅賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の桜草特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下の山桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のモガミワンをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。