マイネルフライヤー(1994年生、母Flyer)
Meiner Flier
1994.11.17
マイネルフライヤー(1994年11月17日)は、ニュージーランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスタイリッシュセンチュリー(当時8歳)と交配したFlyerが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦1勝、地方15戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未出走。
経歴
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額1,700万円(17万×100口)で一口馬主が募集された。
稲葉隆一厩舎(美浦)へ入厩。
3歳(1997年)
4月26日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、4歳未出走(新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。馬体重は466kg。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
5月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走(新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手(1戦0勝)。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るライオットアクトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月14日、中3週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の水芭蕉特別(福島芝1800m 晴/良)に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下(福島芝1800m 雨/重)に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
8月2日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の尖閣湾特別(新潟芝2000m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は柴田大知騎手(2戦1勝)。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。
8月23日、中2週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下(新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。
4歳(1998年)
1月31日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下(東京ダート1200m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。
2月21日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下(東京ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手(1戦0勝)。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はユーワフルールと並んで10着同着となった。
3月14日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下(中京芝1800m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手(2戦0勝)。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず13着に終わった。
4月4日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下(中京芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手(3戦0勝)。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
5月27日、中7週で迎えた11戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ C4イ(足利ダート1400m 曇/重)に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3ハ C4イ(宇都宮ダート1300m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手(1戦0勝)。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月14日、中3週で迎えた13戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ C4イ(宇都宮ダート1400m 曇/重)に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた14戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ(宇都宮ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3ロ(宇都宮ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は早川順一騎手(2戦0勝)。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C3ハ(足利ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手(3戦0勝)。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月25日、中3週で迎えた17戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ(足利ダート1400m 晴/重)に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月2日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、一般C3ハ(宇都宮ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は大木義一騎手(1戦0勝)。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月23日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C4ホ(宇都宮ダート1300m 曇/稍重)に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C4ホ(宇都宮ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は大木義一騎手(2戦0勝)。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C4ヘ(足利ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手(3戦0勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4ホ(宇都宮ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手(4戦0勝)。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月13日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、一般C4ト(足利ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は早川順一騎手(4戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクリクベンチャーに半馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
12月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、一般C4ハ(宇都宮ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は大木義一騎手(5戦0勝)。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳(1999年)
1月20日、中2週で迎えた25戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C4(足利ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。