ボンドロア（2022年生、母ブリッジクライム）

Bond Loa

2022.02.19

ボンドロア（2022年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「絆+永遠(ハワイ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したブリッジクライムが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって8,360万円で落札された。

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月1日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホウオウレイヴンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月3日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの積丹特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って4着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの北辰特別（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマテンロウゴールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。