バスターショット（2021年生、母ガーデンショット）

バスターショット（2021年3月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「破壊者の弾丸」。毛色は栗毛。種牡馬のダノンシャーク（当時13歳）と交配したガーデンショットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者はマルシチ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の3歳B4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マルシチ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって275万円で落札された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月4日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大庭和弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大庭和弥騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4月15日、中8週で迎えた8戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレモンスフレを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の能登半島地震復興支援杯17（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロックシティボーイに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の健祥会15周年記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。