フミノオスカー（1987年生、母フミノワカバ）

Fumino Oscar

1987.05.11

フミノオスカー（1987年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーテイアス（当時13歳）と交配したフミノワカバが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月24日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で丸山勝秀騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。