デジタルキャット（2013年生、母コスモハイクラス）

デジタルキャット（2013年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時16歳）と交配したコスモハイクラスが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。戦績は、地方10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の祐二・由紀子金沢競馬来場記念(B8)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イワミ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって399.6万円で落札された。

加藤和義厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2015年）

10月4日、デビュー戦は堀場裕充騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3歳（2016年）

3月22日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフェアリーフォースに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた8戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、オズマにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

9月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の祐二・由紀子金沢競馬来場記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るトーアアサヒを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。