ヴィヴァラリス（2022年生、母ペプチドリリー）

ヴィヴァラリス（2022年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「万歳(西)+百合(仏)。勝利の花が咲き誇る。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時13歳）と交配したペプチドリリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月30日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタケショウブラボーをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2025年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3月15日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月24日、中9週で迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月19日、中7週で迎えた5戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

8月10日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月7日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

11月15日、中9週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた8戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。