ロータスワンド（2010年生、母ヘイローマジック）

ロータスワンド（2010年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魔法の杖。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時8歳）と交配したヘイローマジックが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（10.5万×100口）で一口馬主が募集された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

7月27日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

9月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、6着に終わった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

10月22日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳B1-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ミッションコードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月27日、連闘で迎えた5戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、テンエイルビーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、長谷川裕修世会退会記念（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4歳（2014年）

3月23日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月1日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2-8（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。