ラフダイヤモンド（2017年生、母コントローリング）

ラフダイヤモンド（2017年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ダイヤモンドの原石」。毛色は栗毛。種牡馬のグランプリボス（当時9歳）と交配したコントローリングが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

11月10日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3歳（2020年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマカツパトリシアに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3月31日、中5週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスのミモザ賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月23日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

4歳（2021年）

1月16日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

3月27日、中9週で迎えた8戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラスの雨飾山特別（新潟芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月5日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5歳（2022年）

3月20日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

5月15日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシンシアリダーリンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月11日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したテーオーアリエスを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月14日、中8週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は永島まなみ騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6歳（2023年）

1月14日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラスの帆柱山特別（小倉芝2600m 小雨/重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4月15日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの桑折特別（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月4日、中6週で迎えた22戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

7月8日、中4週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

10月7日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

2023年11月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。