マロンタキシード（2014年生、母サクラフィーユ）

マロンタキシード（2014年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「栗（仏）＋タキシード」。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタキシード（当時18歳）と交配したサクラフィーユが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川欽一。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川欽一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、アンジェラールによって86.4万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月19日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーバースペックにクビ差交わされて2着となった。

7月16日、中1週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月2日、中7週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月7日、中6週で迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の冬の花賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。