ルシーダ（2013年生、母スカイバレンタイン）

ルシーダ（2013年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「（世界で）一番輝く星」。毛色は青鹿毛。種牡馬のパイロ（当時8歳）と交配したスカイバレンタインが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、地方27戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の金シャチプレミアムラウンジ記念。

経歴

デビュー前

今津勝之厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2016年）

3月28日、デビュー戦は八木直也騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサンクスホースデイズ開催記念（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジェイエルマリーンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサンパスコに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のいよいよ明日東海菊花賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったジェイエルマリーンに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヨシノツバサに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月20日、連闘で迎えた9戦目は、エノキグサ特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

4歳（2017年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤誓二騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤誓二騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤誓二騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプラスサインに7馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、善太川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤誓二騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で加藤誓二騎手（11戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショコラシュクレを半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

4月12日、中1週で迎えた17戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた18戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、キングシャーロックに交わされて3馬身差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、白河杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソニッククルーザーに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、付知峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた23戦目は、海老名けいゆう記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた24戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、岐阜ブロック2017（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のテラザグレイトに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウカイメジャーに半馬身届かず2着に敗北した。

9月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のナチュラルワンダーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月26日、中1週で迎えた27戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、がんばれ笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。