カルナチンタ（2006年生、母シークエンストップ）

カルナチンタ（2006年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「なぜなら、愛しているから（インドネシア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時8歳）と交配したシークエンストップが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は松田豊和。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田豊和から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤信之によって210万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月2日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2009年）

1月25日、中9週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

4月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトはなみずき特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

7月29日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた6戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月6日、中3週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた10戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた11戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4歳（2010年）

1月14日、中2週で迎えた12戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳C3（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた13戦目は、4歳C3（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3四五ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月7日、連闘で迎えた17戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

5月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は中野省吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月7日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた21戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた24戦目は、サンタクロース賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5歳（2011年）

2月7日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、一般C3十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳C3（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月26日、中8週で迎えた27戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C3十二（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。