ヘブンザウイング（1998年生、母テンザンオジョー）

Heaven the Wing

1998.04.02

ヘブンザウイング（1998年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時8歳）と交配したテンザンオジョーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

8月18日、デビュー戦は大沢辰也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた2戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、6着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

1月8日、中2週で迎えた8戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた9戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターテンビーから3馬身差の2着となった。

4月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメリーフレンドを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホクセツバンビをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。