エイシンレジェンド（1995年生、母エイシングリスン）

エイシンレジェンド（1995年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時12歳）と交配したエイシングリスンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地9戦2勝2着1回、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2000年の三河特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月8日、デビュー戦は日吉正和騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったゲイリーキッスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のスリーアンノンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5歳（2000年）

3月13日、約23か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた8戦目は、アイリス賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセンターキャッスルを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2000川崎スター賞1（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノペルセウスに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月20日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の御嶽特別（中京ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい16着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の三河特別（中京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカズサヒロインを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の垂水ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6歳（2001年）

11月4日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般A（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。