ダンツキャロル(2003年生、母メローサウンド)

Dantsu Carol

2003.03.13

ダンツキャロル(2003年3月13日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+歓喜の歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー(当時8歳)と交配したメローサウンドが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は(有)猿倉牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、猿倉牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、猿倉牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって1,365万円で落札された。

谷潔厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2005年)

10月30日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬京都芝1600m 晴/良)に出走。馬体重は516kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利京都芝1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手(1戦0勝)。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3歳(2006年)

1月8日、中6週で迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利京都ダート1800m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3月5日、中7週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた4戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた6戦目は、3歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手(2戦0勝)。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた7戦目は、3歳佐賀ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手(3戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツアトリに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手(4戦1勝)。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドンドンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手(5戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るファラーシャを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月22日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上C2佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手(6戦2勝)。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C2佐賀ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手(7戦2勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。