モダンタイム（1988年生、母ポスチーヌ）

Modern Times

1988.06.01

モダンタイム（1988年6月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のコウストンズクラウン（当時14歳）と交配したポスチーヌが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）塚尾牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

2月2日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクラリッサを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

7月21日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のマミーミッテルに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1992年）

5月17日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

6月7日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。