トミケンエリー（1990年生、母トミケンスワロー）

Tomiken Ellie

1990.04.23

トミケンエリー（1990年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時10歳）と交配したトミケンスワローが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

9月13日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

10月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3歳（1993年）

5月22日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月7日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1994年）

1月4日、中3週で迎えた10戦目は、5歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C4ニ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川太行騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷川太行騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長谷川太行騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長谷川太行騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長谷川太行騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた16戦目は、一般C6イ（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長谷川太行騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメインフォンテンからクビ差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップテンから1馬身差の2着となった。

9月24日、中8週で迎えた19戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津野総夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で津野総夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクカウンリュウから2馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で津野総夫騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で津野総夫騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1995年）

1月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で津野総夫騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメインフォンテンから半馬身差の2着となった。