モエレプリンス（2001年生、母ビューティサイン）

Moere Prince

2001.04.20

モエレプリンス（2001年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアルカング（当時13歳）と交配したビューティサインが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

森勇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2003年）

12月11日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は489kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く持ち堪えて、最後は2着のアサヒシステムに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

1月13日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の爽駿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月25日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤裕太騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤裕太騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

2月23日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤裕太騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月17日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、4歳（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤裕太騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。