コスモロジーナ（2006年生、母ボールドテスコ）

コスモロジーナ（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋オペラ『フィガロの結婚』の登場人物」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時18歳）と交配したボールドテスコが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は一山育成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

3歳（2009年）

4月18日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

7月15日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月31日、中6週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月4日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、オオシマセレーネに交わされて4馬身差の2着となった。

9月10日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた10戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。