ジュピターズビコー（2002年生、母Willow Gold）

ジュピターズビコー（2002年10月30日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「オーストラリアにあるカジノの名から＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシングスピール（当時10歳）と交配したWillow Goldが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

5月22日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に49kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 小雨/良）に48kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

8月7日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず18着に終わった。

9月28日、中6週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の五峰山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。