セントマキシム（1985年生、母ニシノサフライ）

Saint Maxim

1985.06.02

セントマキシム（1985年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニシノノーザン（当時6歳）と交配したニシノサフライが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐々木猛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月30日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた3戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロングチェスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファレックスを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。