ヴィジョンフェロー（1997年生、母エリモパープル）

経歴

デビュー前

2歳のとき、えりも農場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、サラブレッドトレーディングによって315万円で落札された。

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月6日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3歳（2000年）

1月5日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた7戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた8戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた9戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。